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2/17(土)、大阪のラポール枚方でJPAA研究会主催による定期セミナーが開催された。講師は、ケンタ針灸 整骨院院長の中川憲太氏。今回は、「距骨下関節を中心とした後足部の機能とその障害」のテーマで セミナーはスタートした。 |
講義ではまず、距骨下関節の解剖と機能が紹介された。解剖学としては距骨、 踵骨、舟状骨、などの足部の骨や、足根溝、足根洞などの構造の解説が図を 用いて行われた。
さらには、距骨下関節を安定させる靭帯として、骨間距踵靭帯などについての 解説も行われた。また、機能としては距骨下関節の運動としてHenkeの軸に ついて中川氏が作成した模型を用いての解説も行われた。 |
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JPAA研究会の定期セミナーでは、毎回解剖学や関節の機能等の解説が 細部に渡って行われる。このJPAA研究会では、運動療法の技術向上と スポーツ障害の知識の普及を目的としているため、学術に関してはしっかりと 学ぶことが出来る。
また、毎回異なる講師の方々も、今回の中川氏のように現場で実際に臨床に 携わっている治療家からの解説を聞くことが出来るので内容も実践的と言える。
このような点が毎回多くの治療家や学生が集まる人気の理由の1つかも しれない。 |

Henkeの軸について 解説をする中川氏 |
他にも人気の理由として、動画を使っての実際の動きの解説やまた、参考 文献の質も考えられる。柔整師や鍼灸師等のレベルにとどまらず、整形外科 レベルの参考文献を用いて講義が行われることもこのセミナーの魅力の1つと 言える。 |
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足関節の解剖や機能の次は、距骨下関節の異常と損傷へと講義は続いた。 距骨下関節由来の代表的病変として足根洞症候群、距骨下関節不安定症、 腓骨筋痙直性扁平足などが紹介された。
今回紹介された足根洞症候群の特徴の一部(セミナーレジュメ参照) ・成人期に発症することが多い ・機械的不安定感はないが平地での不安定感を訴える ・足根溝部の圧痛
このほかにも各症状の特徴とそれらに対する治療法も紹介されて、前半は 終了となった。
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後半は、実技の講義が行われた。実技ではまず距骨下関節とその周囲の 触診が行われた。長母指屈筋腱溝、距骨下関節、足根溝、靭帯などの触診の 指導が中川氏により行われた。
各部分の触診の後は、AKAの実技が披露された。今回紹介された距骨下関節の AKAは3種類で、どれも中川氏が現場で用いて効果のあるものが紹介され、 各参加者も中川氏による直接の指導を受けていた。
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AKAの実技を披する 中川氏 |
セミナー最後に、今回の内容のまとめとして中川氏から、足部に関しては 医療においてもまだ解明されていない部分があり、これからも発展していく ことが考えられることが述べられた。
そして、足部は多くの関節を形成し、それらが1つのユニットとなって働くため 様々な障害となることが考えられるので、治療家が注意して診る必要がある との解説で終了となった。
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| 【講師紹介】 |
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【中川憲太プロフィール】 柔整師・鍼灸師/ケンタ針灸整骨院チーフセラピスト
明治鍼灸大学、明治東洋医学院卒業後、(有)JAPSメディカルサポートに入社し、 現在ケンタ針灸整骨院においてチーフセラピストとして勤務中。
NPO法人JPAA研究会の理事に就任し、会計、広報を担当する。
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JPAA研究会ではこれまでに「腰痛」、「各関節の評価法及び治療指針シリーズ2、肩、〜不安定肩& インピンジメント症候群」について発表。
NPO法人JPAA研究会 |
| 【編集後記】 |
今回2度目の参加となったJPAA研究会のセミナーでした。前回同様、しっかりとした知識を身に付けて おくこのと大切さを実感しました。そしてそれを自分の中で消化し、誰に対しても説明出来るようにする ことの必要性も感じました。知識を身に付け、自分のものとし、そして現場で応用する。こういったことを しっかりと学べる場がJPAA研究会です。今回もいい勉強をさせて頂きました。
責任編集/三宅修平 |
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